緊急避妊の基礎

緊急避妊(アフターピル
の基礎

「避妊に失敗したかも」と不安なとき、選択肢があることを知っておいてください。早く動くほど助けになります。

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「失敗したかも」のときの選択肢

緊急避妊(アフターピル)は、避妊に失敗した・できなかったときに、妊娠の可能性を下げるための方法です。服用は早いほど有効とされ、ためらわず早めに動くことが大切です。

アフターピルは医師の処方が必要です。産婦人科やオンライン診療などで相談できます。不安で動けないときは、まず信頼できる窓口に連絡を。
早く動く
時間が経つほど効果は下がります。気づいたら早めに。
医療機関で相談
産婦人科・オンライン診療など。処方が必要です。
その後の避妊も
緊急避妊は「次回の避妊」ではありません。継続的な避妊も見直しを。

NPOASは処方はできませんが、受診の不安の整理をお手伝いします。一人で抱えないでください。

受診の目安

緊急避妊薬は性交後できるだけ早く、一般に72時間以内の使用が推奨されています。時間が経つほど効果は下がるとされるため、迷ったらまず婦人科や産婦人科など、緊急避妊薬を扱う医療機関に相談してください。

入手の選択肢——当日中に動くために

緊急避妊薬(レボノルゲストレル錠など)の入手経路は主に3つです。①婦人科・産婦人科の受診——最も確実で、その後の相談もできます。夜間・休日は救急外来や自治体の医療案内(#7119など)で対応可能な医療機関を探せます。②オンライン診療——ビデオ診察後、最短当日に薬局で受け取れるサービスが広がっています。対面が気まずい場合の現実的な選択肢です。③薬局での販売——一部の研修を受けた薬局で、対面での試験的な販売が行われています。対応状況は地域によって異なるため、最新情報は厚生労働省や自治体の案内で確認してください。[※]費用は自費で、目安として7,000〜2万円程度と幅があります。

服用後に知っておくこと

服用後は、①3時間以内に嘔吐した場合は効果が失われている可能性があるため、処方元に再度相談してください。②次の月経が来るまでは避妊が成立したか確定しません。予定より大幅に遅れる場合や、3週間経っても月経が来ない場合は妊娠検査を行ってください。③服用後の性交渉は保護されません。次の月経までコンドームなどの避妊を必ず続けてください。④出血や下腹部痛が強い場合は受診を。緊急避妊薬は「時間との勝負の応急処置」であり、確実性は通常の避妊より低いことを前提に、結果の確認まで気を抜かないことが大切です。

繰り返さないための、その後の選択

緊急避妊を経験した方の多くが「もうあの不安は繰り返したくない」と話します。責める話ではなく、次への備えの話として——失敗の原因がコンドームの破損・脱落なら装着方法とサイズの見直しを、「つけてくれなかった」なら関係性の問題として整理を、避妊自体を相手任せにしていたなら低用量ピルなど自分で管理できる避妊の検討を。あの数日間の不安な気持ちの整理も含めて、無料相談で一緒に考えられます。誰かに話すだけでも、次の行動は変わります。

よくある質問

避妊に失敗したかもしれません
緊急避妊という選択肢があり、早いほど有効です。
アフターピルはどこで手に入りますか?
医師の処方が必要です。産婦人科やオンライン診療などで相談できます。
72時間を過ぎてしまいました。もう無意味ですか?
レボノルゲストレル製剤は72時間以内の服用が推奨されますが、120時間まで一定の効果が示唆される報告もあり、諦める前にまず医療機関に相談してください。時間が経つほど効果は下がるため、いずれにせよ最速で動くことが大切です。
親や学校に知られずに処方してもらえますか?
処方自体に保護者の同伴が必須とされないケースが多く、オンライン診療なら人目の心配も減ります。ただし年齢や医療機関の方針により対応は異なるため、予約時に確認すると安心です。
服用すると次の生理はいつ来ますか?
予定日の前後にずれることが多く、1週間程度の変動はよくあります。3週間以上来ない場合や、出血があっても普段と明らかに違う場合は、妊娠検査と受診を検討してください。

💌 まず、話すだけでいい。

「気持ちよさが分からない」「自分はおかしいのかな」——どんな入口でも大丈夫です。解決しなくていい、決めなくていい。あなたの気持ちを聞かせてください。

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この記事の編集について
  • 本記事は、個人が運営する非営利の相談窓口「NPOAS オーガズムサポート」が、公的機関・査読研究の資料を参照して作成し、内容を定期的に見直しています(最終更新: 2026年7月9日)。
  • 本記事は情報提供を目的としたもので、医療行為・診断に代わるものではありません。痛み・出血・かゆみなど身体の不調がある場合は、婦人科の受診をご検討ください。
  • 運営者・編集方針の詳細は運営・編集方針このサイトについてをご覧ください。

参考文献

  1. 低用量経口避妊薬・緊急避妊に関する指針(公益社団法人 日本産科婦人科学会)。日本産科婦人科学会
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