つらいのは「イケないこと」より「自分だけ」のほう
イケないこと自体よりも、「自分だけがおかしいのでは」という感覚のほうが、心を重くしていることがあります。比べる相手がいるから、焦りが生まれます。
比べている材料は、偏っているかもしれない
- 漫画・動画・小説:見せるための演出です。短い時間で、分かりやすく反応するように作られています。
- 友だちの話:うまくいった話は話しやすく、うまくいかない話はあまり語られません。
- SNS:目立つ体験ほど広まります。「特に何も感じなかった」という投稿は、あまり流れてきません。
目に入る情報だけで「みんなイケている」と判断すると、実際より自分が少数派に見えてしまいます。
感じ方は、人によって違う
どこで、どのくらいの時間で、どんな状況なら心地よいか。これは人によってかなり違うと言われています。一人のときはイケるけれど二人だとイケない人もいれば、その逆の人もいます。クリトリスへの刺激で感じやすい人もいれば、そうでない人もいます。
「イケる/イケない」の二択で自分を採点しなくて大丈夫です。いまの自分がどんなときに、少しでも心地よいかを知ることのほうが、次につながります。
一人のときと、二人のときで違うのは自然なこと
一人のときは感じられるのに、二人だと感じにくい。そんな違いに戸惑う方もいます。二人のときは、相手の反応が気になったり、自分のペースで進めにくかったり、触れられる場所や強さが自分の好みと違ったりします。違いがあること自体は、めずらしいことではありません。
反対に、一人ではよく分からないのに、安心できる相手とだと心地よい、ということもあります。一人と二人の違いも参考にしてください。
「心地よかったこと」を数えてみる
イケたかどうかではなく、次のようなことを振り返ってみてください。
- 触れられて、少しでも安心したのはどんなとき?
- 緊張がゆるんだのは、どんな雰囲気のとき?
- 「これは好きかも」と思った触れ方はあった?
小さな「好き」が見つかると、それが次の手がかりになります。
次の一歩
自分の「イケない」がどのタイプに近いかを知ると、見直すところが絞れます。イケない悩みの原因マップで、自分に近いものを探してみてください。中イキに限った悩みなら中イキできないと感じるときも参考になります。
それでも「自分だけ」という気持ちが消えないときは、誰かに話してみることも一つの方法です。
よくある質問
周りと比べてしまうのをやめられません
比べてしまうのは自然なことです。ただ、比べている材料が演出や一部の話に偏っていないか、一度見直してみてください。
一度もイッたことがないのは、おかしいですか?
おかしいことではありません。感じ方には個人差があります。「イケるかどうか」より、少しでも心地よい場面を探すところから始めてみてください。
体に問題があるのか心配です
痛み・出血・急な変化などの症状があるときは、婦人科で相談してください。症状がない場合も、不安が強いときは受診して確かめる選択肢があります。